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2008年02月10日
立春が過ぎて
寒い日が続いている。毎年のことながら、この時期はまさに「早春賦」の歌のごとく
春を想いじっと待つ心と新しいことへの準備の時期でもある。
![sorab1s[1].jpg](http://www.cc-life.com/blog/archives/sorab1s%5B1%5D.jpg)
家庭・仕事・様々な確執のなか本当に疲れていた時期があった。自分でつくってきた
小さな殻の中から抜け出せず一人でもがいていた。好きなことに没頭する自分が
いても満足できない悶々とする我が儘な自分がいた。春を待つ心など到底なかった。
突然夢のような話が舞い込む。長期出張が当たり前の生活だった主人の海外赴任。
もしかして今の自分を切り替えることができる。この土地での生活から抜け出せる・・。
「仕事をやめるつもりならいいですよ」と会計事務所の先生の一言で沈下した夢は
その後もの凄い取り巻きの方々によって見事覆され、また夢が現実になるのである。
「いってらっしゃい」「家族は別れちゃ駄目よ」今もお世話になった人達一人一人を
思うと感謝で胸が熱くなる。皆さんに出来ないことを全てやって頂いた。
環境が変わればきっと夢のような幸せがくる・・・と幼い小さい身勝手な自分がいた。
新地での生活は会社の存在感がいつも近くあったが私的には「自由と開放感」を
得たようでまさぐりながら新しい自分探しを始めた。子どもの学校の母親との仲間、
日本人会サークル仲間、ボランティア、言葉の未熟さから日本人カプセルをなかなか
抜け出せない毎日。それでも間には旅行など楽しみがあり今の私にとって
「人生の宝石箱の引き出し」を頂いた時期だったといえる。しかしそれでも日々細かな
悩みやすれ違いは多くそれなりに新しい確執もできてしまう。
そんなときいつも口ずさんだ詩は中学の教科書にあった「山のあなた」
山のあなたの空遠く 幸 住むと人のいふ
ああ、われひとゝ尋(と)めゆきて 涙さしぐみ かへりきぬ
山のあなたになほ遠く 幸 住むと人のいふ
カール・ブッセ詩 上田敏訳
山のかなたには幸せがあるように思う。でも本当は同じ人間の住む世界が続いて
いるだけ。幸せは山のかなたではなく“自分の心の中”で求めなければならない。
今年はらいふオープン25周年の年。
そんなこんなの私でもここまで続けてこられたことはまさに皆さんのお陰と感謝で
いっぱいなのです。近年、子どもの頃に通って来ていた人たちが又顔を出して改めて
大人の生徒として再入会されています。先生共々全く嬉しい話です。
今後は与えられた環境のなかで皆さんと一緒に精一杯これからを工夫して元気な
楽しく明るい教室になれるよう頑張りたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
投稿者 staff : 2008年02月10日 10:23